五伏長編

二〇一八年の君へ

死滅回游平定後、二人が人間として生き続けた泡沫のような十三年間の話です。なので死ネタが駄目な人は読まないほうがいいです。 本誌最新話(213話)までのネタバレを含みます。 直近の本誌展開にそんなにショックを受けた認識はなかったのですが、繁忙期の合間に狂ったように書き続けたので、やっぱり結構ショックだったんだなと思いました。 BGMとしてsupercell『君の知らない物語』を口ずさみながら書いたので、もしお時間あればYouTubeとかで聴いてください。 その他公式イメソンの『白日夢』と『まだ見ぬ明日へ』の歌詞を読んだりしながら書きました。

心のいちばん柔らかなところの話 (R18)

「いつか僕が僕でなくなったら、恵が僕を殺して」 2017年12月五誕から百鬼夜行までに関する、五誕生日おめでとうございました短編(になるはずだった中編)です。 ※本誌最新話までのあらゆる情報と解釈を含むものとしてください。 広い世界のどこかには時差の関係でまだ12月7日な国や地域があるんじゃないかと思っていたんですが、さすがにもうないですかね。 今年中に書きたかったものは書き終えたので、本年はこれで店じまいです。大変お世話になりました。 ご縁があれば、また来年もよろしくお願いいたします。

月の欠片

収まるところに収まっていなかった二人と、それを取り巻く人々の話。 医療周りは、専門じゃないなりにふわっと調べて書いたので、ふわっと読み飛ばしてください。 反転術式の話も気にするな。 タイトルはこのあいだ出た某ノベルゲームの副題から拝借しました。丁寧でボリュームのある描写ってやっぱり良いなと思ったのと、書きながらずっとオープニング曲のピアノアレンジ『ハッピーエンド』を聴いていたので。

五条悟と伏黒恵と慶長年間の当主御前試合の話

五条悟と伏黒恵と、慶長年間の五条家・禪院家の当主御前試合の話です。 布留の言については十種神宝のWikiから、と言おうと思って今見たら編集されて該当箇所がカットされていました。無念。 ほぼモブですが子供が死にます(念の為)。 犬は出てこないし死にません。大きな音とか急なフラッシュもないです。